2025年03月18日
家族で守り続けるクリーニング店―
戦後の混乱の中、
「少しでも多くの人の暮らしを支えたい」
そんな想いから、小さなクリーニング店が生まれました。
それが「クリーニングミハシ」のはじまり。
創業者は、三橋の祖父母。
何もない時代、少しでもきれいな服を着たいと願う人たちのために、
手間を惜しまず、服を一着ずつ丁寧に仕上げる――。
「きれいになった服を着ると、不思議と気持ちまで晴れるね。」
そんなお客様の笑顔が、二人の支えになっていました。
時が流れ、二代目である父が店を受け継ぎました。
時代が変わり、洗濯機が普及し、
クリーニング店もただの「洗う場所」になりつつあった頃、
父はこう言いました。
「ただ洗うだけじゃない。お客様の大切な服を、長く気持ちよく着られるようにするんだ。」
革のメンテナンス、和服のしみ抜き、
特別な素材に合わせたクリーニング技術を磨き、
「ミハシさんに出せば安心」と言われる店へ。
そして、三代目へ。。。
「お客様の想いを未来へつなぐ」
ある日、お客様が一枚のスーツを持ってこられました。
「これは父が大切にしていたスーツなんです。でも、カビが生えてしまって…。」
古びたスーツに触れながら、私は祖父母の時代を思い出しました。
この店は、ただ服を洗う場所ではなく、人の想いをつなぐ場所なのだと。
「大丈夫です。もう一度、気持ちよく着られるように仕上げます。」
家族で守り続けた技術と想い。
お客様が大切な一着を安心して預けられるように、
そして、その服とともに思い出が続くように。
三代目として、私はこの仕事を未来へとつなげていきます。
「クリーニングミハシ」
――戦後から受け継がれる、服と想いの物語☺️