2025年11月26日
冬になると「パチッ」とくる静電気。
お客様からもよくご相談をいただきます。
実は静電気は、
洋服が傷む原因のひとつでもあり、
ほこりが付きやすくなるなど、
見た目の印象まで変えてしまいます。
そこで今日は、
クリーニングミハシが大切にしている
“静電気を起こさないための整え方”をお届けします。
【静電気が起こりやすくなる理由】
・化学繊維(ポリエステル・アクリル)が多い
・湿度が低い
・肌や衣類が乾燥している
・異なる素材同士の摩擦が多い
冬になると条件が重なり、
どうしても発生しやすくなります。
【静電気を抑えるためのミハシの提案】
①
衣類に合った最適な仕上げ(柔軟仕上げ)
柔軟加工は、“静電気のバリア”をつくってくれる働きがあります。
乾燥した季節はとても有効です。
②
素材同士の相性を考える
ウール×ポリエステル
ナイロン×アクリル
など、組み合わせによっては静電気が強く出ます。
コーディネートの際に、
「今日パチパチ多いな…」という方は
素材の組み合わせも見直すだけで変わります。
③
保湿ケアをする(意外と大切)
肌や手が乾燥していると、
衣類との摩擦で静電気が強くなります。
ハンドクリーム、化粧水などで
“肌に少し水分を与えるだけ”でも軽減できます。
④
加湿する(室内の湿度を40〜60%へ)
湿度が上がると静電気は一気に起きにくくなります。
加湿器がない場合は、洗濯物の室内干しでも効果的。
⑤
ミハシの“整えるクリーニング”で繊維を保護
クリーニング後の繊維は整い、
汚れや乾燥が軽減されることで
静電気の発生も比較的抑えられます。
特に冬のコートやニットは、
一度リフレッシュするだけで
静電気のストレスが大幅に減ります。
【最後に】
静電気は“仕方ないもの”ではなく、
少しの工夫で防ぐことができます。
大切な服を長持ちさせるためにも、
ぜひ冬のケアのひとつとして
取り入れてみてください。
