美容院で付いたカラー剤

2026年03月03日

Before

After

価格 6,000円〜
衣服素材 綿100%
期間
担当者からのコメント 正直に言うと、

ヘアカラーのしみは、
気を抜けない染みです。

特に今回のような
綿100%の淡色ケーブルニット。

編み込み構造の中に、
酸化染料が入り込んでいました。


■ カラー剤が怖い理由

ヘアカラーは「酸化染料」。

空気と反応し、
繊維内部で発色・固定します。

つまり、

時間が経つほど
“染まっていく”。

普通の汚れとは違います。

■ 職人がまず見ること

私が最初に見るのは、

・素材の強度
・染料の入り込み方
・周囲の退色リスク
・編み構造の深さ

落とせるかどうかより先に、
「生地が耐えられるか」を判断します。

無理に攻めれば、
色が抜ける。
毛羽立つ。
風合いが変わる。

それは“成功”ではありません。


■ 実際の処理

今回行ったのは、

・還元処理による分解
・局所的な反応コントロール
・反応後の中和管理
・色ブレ確認

一気にやらない。

少しずつ。

反応を見ながら、
繊維の声を聞くように。


■ しみ抜きは「勝負」ではない

私は、

「落としてやる」とは思いません。

「整えて戻す」

その感覚です。

染みを消すことより、
服の表情を守ること。

今回も無事に復元できました。


■ お願いがあります

カラー剤が付いた場合は、

・こすらない
・お湯を使わない
・漂白剤を使わない

そしてできるだけ早くご相談ください。

時間との勝負です。


■ 美容院様へ

施術中の事故は、
どれだけ注意しても起こり得ます。

大切なのは、
その後の対応です。

地域の美容院様と連携し、
お客様の信頼を守るお手伝いをしています。

「もしもの時の窓口」として、
ご相談ください。